中国スーパーリーグ(CSL)第23節が19:30に開幕し、広州城はアウェーでリーグ首位の武漢三鎮と対戦する。ここ4試合で1勝3分けと好調な広州シティだが、この勢いを持続できるかどうかはバックラインの堅さにかかっている。
広州市は前節、"降格のない "河北を4-0のスコアで振り切り、4位以下の武漢長江との勝ち点差はわずか2となり、降格の望みが復活した。特筆すべきは、ケガから復帰したイェ・チュグイが前節2ゴールを挙げるなど好調なこと。張飛也、唐苗、桂洪らの復帰も国内選手の総合力を高めている。
しかし、MFチェン・ジュンレが練習終盤の折り返しで不運にも負傷し、左膝半月板損傷と診断され、今シーズンの残り試合をすべて欠場することになった。一方、ギリェルメとカルドナという2人の外国人は得点が伸び悩んでおり、チームの降格路線に影響を及ぼしている。この試合で、この2人の外国人の攻撃力を刺激できるかどうかが注目される。
武漢三鎮はこのところ調子が不安定で、ここ5試合で2勝3敗、勝ち点6しか積み上げていない。前節のホームでの成都栄城戦はコールド負けで、中国スーパーリーグのタイトル争いにも影響を及ぼしている。山東泰山は上海港に勝って武漢三鎮と勝ち点で並び、武漢三鎮は得失点差のみで首位に立っている。
首位の座を守るため、武漢三鎮のペドロ・モリラ監督はこの試合に最強のメンバーを送り込む。ゴールキーパーの劉甸莎、センターバックの劉毅明、ミッドフィルダーの何超、高俊毅、鄧漢文など、広州恒大の古株選手もメンバーに名を連ねている。