2022年9月13日、広州の越秀山スタジアムの緑のピッチで中国スーパーリーグ(CSL)第18節がキックオフされ、夜も更けて時計の針は19時30分を回った。広州シティのライバルである広州との対戦は、間違いなく待望のハイライトだった。
60分、広州城の李錫祥が左リブから巧みなパスを出すと、21歳のスター選手、李永嘉がボールを受け、弧を描くトップの手前で巧みに足並みを整え、ゴール右下隅にカーブのかかったストレートのボールを送り、これが正確にライバルの城を突き破り、広州城が1-0でリードを奪った!
ゴールを決めた李永嘉は興奮に溢れていた。
特筆すべきは、その弧と角度が2018年のチャンピオンズリーグでモドリッチが決めた世界一を決めるキックを彷彿とさせるゴールだったことで、両者には何らかの共通点があるようだ。