昇格組の梅州客家(メイシュウ・ハッカ)は、このラウンドで武華オリンピック・スポーツセンターでのホームデビューを飾った。大連仁や河南松山龍門の賑やかなホームグラウンドと比べると、ホームグラウンドのアドバンテージはほとんど失われており、まるでトーナメント方式の試合のようだった。このような試練を前に、もしホームで勝ちたいのであれば、梅州客家は2倍の努力をしなければならないだろう。
特筆すべきは、この試合が勝点6を争う重要な一戦だということだ。順位表では、梅州客家は勝点14で10位、武漢長江は勝点13で12位につけており、この試合の重要性は自明だ。
武漢長江にとって、誰もいないスタジアムはホームファンの気が散らず、より試合に集中できるかもしれない。李人雨監督と彼のチームが勝利のためにベストを尽くすことが期待される。とはいえ、武漢長江は反則などの要因でまだ別の困難に直面しており、それがチームのパフォーマンスに影響する可能性もある。
杭州対広州:2チームのうち最初にピンチを脱するのはどちらか?
海外からの強力な助っ人を得た滄州ライオンズは、シーズン当初は大きな期待を寄せられていた。しかし、1stステージ10戦を終えて1勝4分け5敗、勝ち点7しか積み上げられず、中国フル代表で戦っている広州よりも勝ち点1高い15位に転落した。現在、両チームはリーグ戦で苦楽を共にする仲となっている。
そんな中、滄州ライオンズと広州の対戦も勝点6の争いとなる。両チームとも勝ち点3を獲得し、早期に苦境を脱したいと意気込んでおり、激しい戦いは必至だ。
書類上では広州にアドバンテージはないように見えるが、ファーストステージと比べると、このステージでは李雪鵬、張秀偉といった強力な選手が加わり、魏志浩、楊麗茹、厳丁浩といったパワープレーヤーも加わって、総合力は大幅にアップしている。滄州ライオンズが簡単に勝つのは容易ではない。
しかし、広州は新布陣の統合という問題に直面しており、可能な限り短期間で完璧な統合を実現する必要がある。そうでなければ、戦力が上がっても勝ち点3を獲得するのは難しい。