2022年中国スーパーリーグ(CSL)第11節が8月5日夜19時30分、ミッションヒルズ海口で行われ、新参の成都栄城が河北と対戦した。後半、河北の潘希明がクリアを成功させ、GK鮑亜雄も何度も見事なセーブを見せたが、77分にフェリペが鮮やかなシュートを決めて成都栄城の扉を開いた。結局、成都栄城は1-0で河北に勝利し、3連勝を飾った一方、河北は4連敗を喫した。
[試合レビュー】1ヶ月の中断期間を経て、中国スーパーリーグが再開した。中国代表フルメンバーで臨んだ河北は、開幕10連戦で1勝1敗、残り9連戦で1敗を喫し、勝ち点3、5得点22失点でリーグ最下位に沈んだ。一方、昇格組の成都栄城は2勝6分け2敗、勝ち点12、10得点11失点でリーグ12位。成都栄城の得点数は河北の2倍だが、失点数は半分というのは特筆に値する。この試合のハイライトのひとつは、キム・ジョンウとソ・ジョンウォンという2人の韓国人監督の対決だ。
[試合ハイライト】4分、ロムロがフリーキックのチャンスを得ると、バオ・ヤクシオンがしっかりとパンチング。13分、成都栄城のガン・チャオが外からシュートを放つが枠を外れる。28分、ロムロのフリーキックはポストを大きく外れた。33分、河北の丁海峰のフリーキックは大きく外れる。38分、ロムロがペナルティーエリア内にパスを出し、キム・デジョンウがシュートを放つがクリアされる。45分、呉桂超のシュートはGKに阻まれる。50分、呉桂超のシュートはバーを越えた。58分、フェリペのヘディングシュートはバーの上。60分、キム・ダンウのヘディングシュートはバオ・ヤクシオンがはじく。61分、ロムロのフリーキックはゴールライン上で潘思明がクリア。68分、ムタリフの外からのシュートはバオ・ヤクシオンにブロックされた。
77分、ペナルティエリア左から金丹暁がパスを出すと、フェリペが強引にシュートを放ち、左ポストをかすめてゴールニアに突き刺さり、成都栄城が1-0とリードを広げた。結局、成都栄城は河北に1-0で勝利し、3連勝を達成した。
河北の布陣:30-バオ・ヤクシオン、4-パン・シーミン、8-ヤオ・ダオガン、21-キュイ・リン、32-ディン・ハイフェン、7-シュー・ティエンユアン(63'17-ソン・シンタオ)、20-ガオ・ファーシェ(84'19-ウェイ・ユーレン)、22-レン・ウェイ、25-リャオ・ウェイ、42-ガオ・ユナン、45-ザオ・ジイェ(63'38-チャン・ウェイ38-張偉)
無所属の交代:18-グオ・ハンルー、34-パン・ジアジュン、3-チン・ハオドン、14-チェン・ユンホア、16-リウ・ガン、29-ヤン・チェンユー、43-リウ・ルナン、23-チャン・ジアホイ、39-ルオ・シッペン
成都栄城のスタメン:1-耿暁峰、5-胡瑞宝、17-姜瑞(72'3-唐欣)、26-劉濤、40-リチャード、10-ロムロ(81'6-馮卓毅)、11-金丹玉、15-呉桂超(56'27-劉斌)、29-ムタリフ(81'18-閔俊林)、39-ロムロ、19-湘白旭(56'9-フェリペ)。ムタリフ(81'18-ミン・ジュンリン)、39-ガン・チャオ、19-湘白(56'9-フェリペ)
無所属の交代選手:24-シン・ユー、13-フー・ジン、14-ハン・グァンホイ、28-ワン・ハンリン、36-ゴウ・ジュンチェン、16-フー・ミンミン、21-メン・ジュンジェ