8月3日付の『北京青年報』は、北京国安クラブの予備調査チームが山東省日照市の「ホーム」候補地の現地調査を終えたことを明らかにした。現在、候補地の選定作業は着々と進んでおり、最終的な結果は間もなく発表される見込みだ。
中国スーパーリーグは先週末、第11節以降の新しい試合日程を発表した。様々な理由により、国安は一時的に北京でホームゲームを開催することができなくなり、海口へホームグラウンドを移した。しかし、天候や距離といった現実的な要因から、海口という選択は理想的なものではなかった。国安は代替案を探し続け、最終的に山東省日照市に照準を合わせた。
山東省がスポーツ、特にサッカーの分野に力を入れていることは誰の目にも明らかである。日照市には素晴らしい状態のスタジアムがいくつもあり、中でも日照国際サッカーセンターは重要なプロジェクトで、その専門的な設備が注目を集めている。国安代表団からのフィードバックによると、サッカーセンターのハード面の条件は満足のいくもので、特に音響が優れており、選手たちにユニークな試合体験を提供できるだろうとのことだった。
国安の日照市訪問団は、現地視察にとどまらず、現地当局や政府高官と綿密な意見交換を行い、疫病対策、チームの安全保障、ファンの試合観戦など、さまざまな問題について話し合った。まだ最終決定はされていないが、国安は8月22日、第14節の広州市戦で日照市でのホームゲーム初戦を迎える予定だ。
北京での試合に向けて積極的に準備を進めている国安チーム全体が、日曜日の河南松山ドラゴンズ戦に備えるため、土曜日に鄭州に移動する見込みであることがわかった。次の3連戦はすべてアウェーでの試合となるが、チームは試合後に北京に戻り、通常のペースでアウェーの準備を進めたいと考えている。ただし、北京と移動先の都市の防疫状況次第である。
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