ピッチ上の張勇寧(中央)がチームメイトと激しく競り合う。新華社のチャン・チェンリンがその瞬間を捉えた。
7月24日の午後遅く、北京国安はトレーニング基地で1年で最も重要な時期である、初のメディア公開セッションとファンミーティングの日を迎えた。中国サッカー協会(CFA)とCFLの準備チームは、中国スーパーリーグの第2フェーズでホーム&アウェイ方式が再び導入されることを発表しており、国安のボスである謝鳳は、チームがあらゆる事態に備えて万全の準備をしていることを明らかにした。
国安は7月11日にトーナメントの第一段階を終えると、コーチングチームは選手たちに9日間の長期休暇を与え、21日に再集結した。ほとんどの選手は24日の公開セッションでトレーニングに復帰したが、謝龍飛は当分欠場、アデベネロは抜歯のため休養、金鵬翔は怪我のためフィットネスコーチの指導のもと、単独でトレーニングを行った。80分間のトレーニングでは、周回練習、対決練習、セットプレー練習などを行なったが、選手たちのパフォーマンスからは、休暇明けの準備状態にいち早く切り替えたことがうかがえる。
CFAとCFLの準備チームは7月6日、中国スーパーリーグにホーム&アウェー方式を復活させると発表したが、これに対して謝鳳は「選手たちはもちろんホームでプレーすることを熱望しているし、この決定はすぐにでも実現するだろう。ホームであろうとアウェーであろうと、ベストを尽くすつもりだ。"
中国スーパーリーグ第1節の10試合を終え、国安は4勝4分け2敗の5位につけている。謝鳳は次のように総括した。「データを見ると、前方へのパスが減り、ボールポゼッションも低下している。私は常に足元の技術を強調してきたが、ピッチの制約上、選手たちが大きな足でボールをプレーすることを選択することもあった。これは次のステージで改善しなければならないことで、中盤の組織を強化し、ボールなしでレシーブできるようにしなければならない。"
国安の次回のトレーニングは、8月5日に開幕する中国スーパーリーグ第2フェーズの最後の追い込みに備え、戦術的な訓練に重点を置く。