リーグ戦第8節が終了し、中国スーパーリーグは最新の得点ランキングとアシストランキングを発表した。武漢三鎮の得点王マルコム・マルコムが8ゴールでトップに立ち、先日の神華戦ではハットトリックを達成した。それに続くのが北京国安のチャン・ユーニンで6ゴール。河北の新星チャン・ウェイは5ゴールで5位につけており、さらに特筆すべきは、彼がここまでチームの全ゴールを決めていることだ。特筆すべきは、トップ5に地元出身の得点者が2人も入っていることで、これは近年の中国スーパーリーグではかなり珍しいことだ。
アシストランキングでは、武漢三鎮の中盤の核であるスタンチョウが5アシストを記録し、得点とアシストの両方でトップ5に入った唯一の選手となった。その他、閻翔功、戴偉軍らがチームの攻撃の核となっている。今シーズン、上海港チームに移籍したフェン・ジンも3アシストを記録し、5位にランクインしている。
今シーズンの得点王、アシスト王のリストを見ると、地元選手の台頭が大きな流れになっている。一方では、多くのスーパー外国人助っ人が復帰したことで、地元選手に活躍の場が増えたこと、他方では、金満バブルが崩壊したことで、本当にチームを引っ張れる選手が徐々に台頭してきたことが挙げられる。(編集部 土と水)