6月25日付のベルギー夕刊紙は、中国スーパーリーグの巨人、上海申花がモロッコ人FWカッセラにオリーブの手を差し伸べたが、意外にも32歳のベテランは申花クラブからのオファーを丁重に断った、と報じた。
カセラは現在プレーしているスタンダール・リエージュとの契約満了が近づいており、スタンダール・リエージュは契約の自動更新条項をまだ行使していないことがわかった。上海申花はカセラのポテンシャルを見抜き、誠意あるオファーを出したが、カセラは家族のことを考え、それを断ることを選んだ。中国スーパーリーグに入団することで、家族との長い別れを避けるため、ベルギーかヨーロッパに残ることを希望しているのだ。
現在、カセラは家族の大切さを強調しながら、積極的に新たな就職先を探している。スタンダール・リエージュとの契約は6月30日で切れることが明らかになった。今シーズン、カセラはスタンダール・リエージュで25試合に出場し、うち4試合で先発、1ゴール2アシストを記録している。オリンピアコス、グラナダ、ベンフィカなど、ヨーロッパのクラブで素晴らしいプレーを見せてきたことは注目に値する。