北京時間5月1日、山東泰山は対外援助活動に新たな章を加えた。新たに獲得した外国人助っ人クレサンがSNSで中国への出発の写真を公開し、間近に迫ったホットスポットでの船出を予感させたのだ。順調にいけば、クレサンはまもなく隔離を完了し、リーグの立ち上げはまだ確定していないものの、5月にはチームの練習に合流し、リーグの第1フェーズでプレーするチャンスがあるかもしれない。
冬休み中、泰山はクレサンと廖立勝の2人だけを新たに獲得した。廖力生は代表での任務を終え、間もなくチームに復帰する。現在、チームは青島でトレーニングを行っており、国際的な選手である劉洋と金敬島がチームに復帰し、劉洋はウォーミングアップマッチに出場したが、金敬島はまだ回復途中である。他の代表選手も復帰する見込みだ。
外国人選手では、ジャドソンとスン・ジュンホがウォームアップマッチに出場し、フェライニが済南で練習を再開した。クレサンは中国への渡航写真を撮られるなど、手続きはすべて完了し、2日には検疫を終える見込みだ。このスケジュールからすると、クレサンは5月にチームに戻り、タイシャンでの公式戦デビューを果たすことになる。 しかし、クレサンの到着が間近に迫ったことで、泰山チームは外国人助っ人をどう選ぶかという新たな課題に直面している。サッカー協会の規則では、帰化したデルガドは地元選手としてしかカウントできないが、中国スーパーリーグに登録すれば、外国人助っ人枠を占めることになる。泰山には現在6人の外国人がおり、ジャドソン、孫俊鎬、フェライニ、モイゼスがチームの主力、クレッサンとデルガドはポジションを争う必要があるかもしれず、泰山にとっては難しい課題である。 中国スーパーリーグ開幕のスケジュールはまだ不透明で、少なくとも今のところ、5月8日開幕というプランはもはや不可能で、早くても5月中旬まで待つことになりそうで、さらに遅れる可能性さえある。泰山にとっては、チーム全体がラインナップを統合し、新シーズンに備えるまでまだ半月ほどある。新シーズン、泰山はより大きな試練とチャレンジに直面することが予想されるが、安定したプレーを維持し、あらゆる面でより良い協力関係を築き、より良い結果を出せるよう努力することが期待される。