時の輪が2022年に向けて動き出すなか、中国のプロサッカーリーグの移籍シーズンが昨日、夜明けのように幕を開けた。ヶ月に及ぶ移籍の幕開けは4月15日で、中国スーパーリーグは約束通り4月23日に再開する見込みだ。しかし、疫病の影がまだ残り、ホーム&アウェイ方式に戻る可能性が不透明になっているため、中国スーパーリーグは新シーズンもカンファレンス方式を継続する可能性が高い。

当初、移籍市場は1月中旬にオープンする予定だったが、さまざまな要因による制約で何度も延期され、2カ月後にようやくCFAが開始のボタンを押した。これまでと違って、今回の移籍市場の目玉のひとつは、補強の数に制限がなくなったことだ。言い換えれば、クラブに意志さえあれば、この移籍シーズンでチーム・ラインナップを完全に作り変えることができるのだ。

昨日の午後、新たに昇格した浙江チームは、今シーズンの総予算が昨シーズンと同じであることを明らかにした。これは、浙江チームがミドルリーグと同レベルの投資でスーパーリーグに専念することを意味する。中国スーパーリーグの18チームの中で浙江が比較的健全なクラブであることを考えれば、他の中国スーパーリーグのクラブが投資に慎重になることは予想に難くない。広州はすでに先陣を切って、2022年シーズンの総予算はわずか1500万元だと明言している。

競技システムに関しては、CFAはホーム&アウェー方式の再開を提案し、クラブも賛成していた。しかし、最近の伝染病の再流行により、ホーム&アウェー方式の復活計画は棚上げを余儀なくされるかもしれない。最近、大会主催者のワーキンググループが、あらゆるレベルのクラブを対象に代替会場の視察を行ったが、作業は中断されている。大会主催者は、大会関係者の健康と安全への配慮から、疫病予防を大会開幕準備の最重要課題としてきた。現在、ホーム&アウェー会場再開の望みはますます薄くなっているようで、各クラブは大会方式に参加するための準備を進めている。

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