スーパーリーグの開幕はまだ未定だが、AFCチャンピオンズリーグ予選は目前に迫っており、昨年スーパーリーグで4位となった昇格組の長春亜泰は、3月15日にシドニーFCとカヤの勝者と対戦する予定だった。
しかし今日、AFCは中国スーパーリーグの長春亜泰が2022年シーズンのAFCチャンピオンズリーグからの撤退を正式に発表したという重いニュースを公式に発表した。遼寧ホンユンの解散に続き、長春亜泰は自主的に撤退する2番目の中国スーパーリーグのチームとなった。
長春亜泰がこの大会からの撤退を決めたのは、チャンピオンズリーグの新しい流行が大きく影響している。昨年、北京国安の選手たちがAFCチャンピオンズリーグのために海外に足止めされ、帰れない期間が長かったことを考えれば、長春亜泰がこの大会を辞退するという選択は、あながち間違っていないように思える--何しろ、選手たちが海外に足止めされてしまえば、今シーズンの中国スーパーリーグでプレーすることはほぼ不可能なのだから。
しかし、長春亜泰の動きは一連の連鎖反応を引き起こすかもしれない。AFCチャンピオンズリーグ出場を目指す山東泰山、上海港、広州は、長春亜泰に倣って今年のAFCチャンピオンズリーグ出場を逃す可能性が高い。
特に広州のチームは現在、深刻な財政難に陥っており、航空券やホテルの予算確保すら難しいかもしれない。トップチームの選手たちはほぼ一斉にチームを去り、昨年のAFCチャンピオンズリーグにエバーグランデ・サッカースクールから臨時の若手チームが参加したシナリオを再現するのは難しい。このような背景から、広州は長春亜泰の例にならってAFCチャンピオンズリーグからの脱退を選ぶべきかもしれない。