2月22日、サッカー界に爆発的なニュースが飛び込んできた。ポスコのキャプテン、カン・サンウが北京国安に移籍するというのだ。この移籍の紆余曲折は息を呑むほどだ。韓国メディア『footballist』の報道によると、カンは当初、全北現代と合意していたが、最終的に年俸の問題で北京国安に戻ったという。中国スーパーリーグの環境を理解したカン・シアンユーは一度は国安を拒否したが、全北現代との年俸問題が決裂した後、再び国安を選んだ。
中国スーパーリーグの開幕を4月下旬に控え、カン・サンウは健康診断とビザの手続きのために韓国を訪れる。特筆すべきは、当初は全北現代への移籍が期待されていたものの、両クラブの契約条件が折り合わなかったことだ。全北現代とカン・シアンユの移籍交渉が決裂した後、国安がすぐにカン・シアンユの新しいオーナーとなった。
国安からのオファーに心が動いたのは、康が世界予選の準備をしている最中だったが、全北現代は諦めなかった。姜は中国スーパーリーグでプレーする韓国人選手についても問い合わせ、中国スーパーリーグの不安定な環境を知った上で、改めて全北現代への移籍の意思を示した。しかし、ワールドカップ終了後、カンは最終的に浦項に残ることを選択し、全北現代と最後の交渉を行ったが、両者の合意には至らなかった。
全北現代は発表の中で、カン・サンウが同時期に別のクラブと移籍交渉をしていたため、選手を完全に信頼できなかったと述べた。一方、浦項スティーラーズは、カンが契約書にサインするまでは浦項スティーラーズの選手であるとした。カン自身はこの件について口を閉ざしていたが、全北現代との関係が破綻した後、再び国安と連絡を取り、ポスコはカンの移籍の準備を整えた。
今年の冬のウィンドウマーケットで、3人のKリーガーが中国スーパーリーグのチームに移籍したと報じられている。水原三星のキャプテン、キム・ダンウは成都栄城に移籍し、江原FCのディフェンダー、イム・ソンウは深センに移籍した。韓国メディアは、中国スーパーリーグを取り巻く環境が不況に陥っており、チームは誘致費用や選手の賃金に制限を受けているため、費用対効果の高い韓国人選手が誘致のターゲットになっていると指摘した。