12月14日、河北滄州ライオンズの外国人助っ人選手ムリッチは、北京でブラジルメディアのインタビューに応じ、家族との別離が長引いたため、クラブとの契約を正式に解消し、中国スーパーリーグの舞台に別れを告げたことを明らかにした。
ブラジルのメディア『GloboSport』によると、ムリッチの家族は、疫病の流行によって国外からの入国が難しくなっているため、彼と再会するために丸8カ月間待っているという。当初はブラジルからビザを申請し、4ヶ月待たされた後、ドバイから申請しようとした。長い待ち時間と複雑な手続きにもかかわらず、ムリッチの家族はムリッチに会うために入国することができなかった。
ムリッチは、家族のためにブラジルに戻ることが現在の最優先事項だと語った。私は8カ月間、この国に一人きりでいたが、今はすべてを考え直す時だ。僕には小さな娘と8歳の息子、そして妻がいる。家族と離れなければならないとき、すべての努力は無意味になる」。
将来について、ムリッチはまだブラジルに戻ることを楽しみにしている。やる気はあるし、プレーを続けたい。体調は万全だし、ブラジルの競争の激しさにも十分に対応できる」と強調した。