カンナバーロが広州に別れを告げたことで、彼の移籍が世間の注目を集めている。イタリアメディア『seriebnews』の最新情報によると、西Bの強豪バジャドリードが、パチェタの後任としてチームを率いる可能性が高い同監督に強い関心を示しているという。
昨シーズン、リーガ・エスパニョーラから降格したバジャドリードだが、夏のウインドウで選手の入れ替えはほとんどなく、今シーズンのリーガ復帰という偉業達成に向けて意気込んでいた。しかし、リーグ戦9節を終えて3勝3分け3敗にとどまり、特に最近の弱小チームとの対戦では中位をウロウロしているのが現状で、クラブ上層部は現監督に疑問を抱いている。
注目すべきは、バジャドリードを所有するのは、レアル・マドリー時代にカンナバーロとともにプレーした伝説のサッカー選手、ビッグ・ローだということだ。元バロンドール受賞者の2人は14年ぶりに再び手を組むことになるが、今回はホーム&アウェイのケースになるかもしれない。実際、カンナバーロのスペインへの郷愁はすさまじく、少し前には息子を連れてイビサ島で休暇を過ごしたほどだ。しかし、WBAで指揮を執ることになれば、年俸が大幅にダウンすることは間違いない。