ホームで0-1の敗戦を喫したジローナだが、7戦無敗、0-1の連敗とバルセロナとの2強対決の波に乗り、全体的なパフォーマンスはまだ安定している。メンバーは、前節出場停止だった主力センターバックのブエノが出場停止から復帰したが、MFクエトが負傷のため出場できない。バレンシア0-2ミッドウィークのアウェイでの敗戦は、ガットゥーゾ監督解任後の試合経過から、救出したヴォロ監督の戦術スタイルが保守的すぎて、まったく気迫が感じられず、結局負けただけでなく、主力DFパウリスタもヴィニシウスへのファウルでレッドカードを宣告され、今節は出場停止となった。
体力的なアドバンテージがあるバレンシアは今、疲労困憊しているだけでなく、ジュニオール・クルイベットやニコといったアタッカーがプレーできないなど、怪我や出場停止という要因の影響にも直面しており、冬のウインドウではガットゥーゾが誰も買わなかったためにチームをネガティブに去ったことから、同指揮官は降格争いに残るためには既存の選手ではより難しいと考えていることがうかがえる。