ベンフィカはミッドウィークにアウェーで、それまでリーグ戦でアウェー3連戦を戦っていた消耗したチーム相手に3-0と快勝し、3連勝という完璧なデビューを飾った。ただし、ベンフィカはこの1週間でカサビアよりリーグ戦1試合多く試合をこなしており、それもアウェーゲームだったため、当然ながら戦力的には圧倒的に不利なのは明らかだ。
選手層の厚さがあれば、固定選手が多いチームもローテーションで解決できるが、ベンフィカの選手層の厚さも今、影響を受けている。エンツォは冬のウインドウの最後の最後でポアされ、チームは新しい選手を見つけようとしている。
サンチェスの復帰を望んだが断られ、今となっては遅すぎる。昨日のエンツォのパフォーマンスを見る限り、チャンピオン・ミッドフィルダーを失うと、ベンフィカの中盤はどうしたって落ちるだろう。また、この試合のリリースが遅くなったのは、得点王のラモスと2点目のラファ・シウバのニュースを探していたところ、つい先ほど、2人の回復が思わしくなく、基本的にこの試合では先発しないことを示唆する記事がメディアから発表されたからだ。また、ベンフィカの次戦はポルトガル・カップとの対戦となるため、シュミットはポルトガル・カップのことも考えなければならないだろう。さらに、アタッカーのドラクスラーも腱鞘炎のため負傷しており、ミッドウィークの試合を欠場したため、現在のチームの中盤のローテーションスペースは非常に小さい。