7月8日22時、AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ、北京国安対ユナイテッド・シティFCの試合が始まった。開始わずか39秒、国安のディフェンダー、姜文浩が電光石火の速さでゴールを決め、国安のAFCチャンピオンズリーグ最速ゴール記録を樹立した。そして試合開始3分、若手のレン・ジクスアンがペナルティーエリア内から冷静にシュートを放ち、国安に追加点をもたらした。
しかし、流れは後半に変わった。ユニオン・シティFCが立て続けに2ゴールを決め、逆転に成功したのだ。結局、国安は2-3で敗れ、AFCチャンピオンズリーグでの初勝利はならなかった。
最初の4試合で、国安は引き分けと3敗しかできず、2ラウンド前にグループステージに別れを告げた。ユースチームと控えチームが大半を占める国安のパフォーマンスが期待されるが、それでも国安は、弱体化したユナイテッド・シティを前に、憂いを晴らし、今シーズンのAFCチャンピオンズリーグで初勝利を挙げることを期待している。
前半、国安は1分足らずで均衡を破った。姜文浩がペナルティエリア手前でボールを奪うと、右足でDFをかわしてシュートを放ち、右ポストの内側を叩いてゴールネットを揺らし、国安がユニオン・シティFCを1-0で下した。
4分、国安がスコアを広げる。馬宇俊が右サイドからダイレクトパスを送ると、ペナルティエリア右でボールを持った凌吉川がDFを横っ飛びでかわし、左足でゴールネットを揺らし、国安が2-0とユニオン・シティFCにリードを広げた。
しかし、ウニオン・シティFCは落胆することはなかった。後半に入ると、ハルトマンの素晴らしいプレーのおかげで立て続けに2ゴールを決め、逆転に成功する。57分、ハルトマンがペナルティーエリア外から左足で放ったフリーキックは、そのままファーサイドのゴール隅に突き刺さり、国安のGK郭泉波もこのゴールを止められず、スコアは2-1となった。 68分、聯城は再びフリーキックのチャンスを得ると、ハルトマンのグラウンダーのボールが壁を突き破ってシュート、国安のGK郭泉波がこれを弾ききれず、相手選手の93番がゴールを決めて、スコアは2-2の同点となった。
81分、ユナイテッド・タウンFCのマーク・ハートマンがペナルティーエリア中央から右足でシュートを放つと、ボールはゴール左下隅に飛び込み、国安は2-3と逆転された。結局、国安はユニオン・シティFCに2-3で敗れ、AFCチャンピオンズリーグ初優勝はならなかった。