7月1日、ブラジルのメディア『ユニバーサルスポーツ』は、北京国安の外国人助っ人選手アウグストが5カ月連続で給料を支払われていないという重いニュースを明らかにした。同選手は法的手段も辞さない構えのようだ。アウグストとの契約チャイナ・アンには優先更新権があるが、今のところクラブは契約更新について彼と交渉していない。
アウグストは、何らかの理由で中国でのプレーに復帰できなかったため、2021年末で契約が切れると報じられている。国安は契約更新のイニシアチブを握っているものの、現時点では更新の可能性は非常に低いようだ。グローバル・スポーツ』は、アウグスト自身は契約延長に前向きだが、国安の態度は関係断絶を示唆しているようだと分析した。
アウグストに近い関係者は、同選手が国安から給料を回収する合法的な方法を排除しなかったことを明らかにした。グローバル・スポーツ』はさらに、この事件はサッカー業界における疫病の影響と、選手とクラブの関係の不透明さを反映していると指摘した。