ミッドウィークに行われた試合では、両チームとも120分間の激闘の末にベスト4進出を果たしたが、ビジターチームは0-1の敗戦を喫し、それまでの9連勝がストップした。
ミッドウィークの試合では、レアル・マドリードは前半こそアトレティコを大きく下回るプレーを見せたが、後半には大きく改善し、ロドリゴの素晴らしい個人技のおかげで同点に追いついた。延長戦では、アトレティコが退場となり、レアル・マドリードが立て続けに2ゴールを決め、逆転に成功した。この試合、レアル・マドリードはウイングバックの人材難に直面しており、右サイドのカルバハルとSは負傷中、左サイドのメンディは出場停止、センターバックのアラバとジョアン・アルメニも出場できない。このため、MFカマルヴィンガが左サイドバックでカメオを務めることになり、中央はクロース、セバージョス、バルベルデに託される。セバージョスは最近のレアル・マドリードにとって大きなサプライズだったが、カマルビンガが左サイドバックでプレーするのは、このポジションで満足のいくパフォーマンスをしていない選手であるため、実に当然のことだ。
ミッドウィークにバルセロナを訪問したレアル・ソシエダは、前半に退場者を出しながらも後半に良いプレーを見せ、同点に追いつくチャンスもあった。レアル・ソシエダはこの試合、メリノやダビド・シルバといった8人のトップチーム選手を引き続き欠いているため、ホームのレアル・マドリードが大本命となるだろう。しかし、レアル・マドリードはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)とリーグ戦で連敗を喫しており、カルロ・アンチェロッティ監督にとって疲労は大敵だ。