ルーカスのキャプテンであるレ・チャンピオンは今シーズン、ケガの回復が思わしくなく、復帰が何度も延期されていた。長い間待たされていたこの24歳にようやく練習復帰のチャンスが与えられ、来月上旬にはマンチェスター・ユナイテッド戦に臨む見込みだ。
しかし、近年のリズ・チャンシの負傷歴は心配だ。今夏のウォームアップマッチで不運にもハムストリングを肉離れし、いまだに復帰できていない。統計によれば、5年前にイングランド代表のトップチームに昇格して以来、ケガで欠場した試合はなんと129試合にものぼり、「ガラスの足」と呼ばれている。トレーニングには復帰し始めているものの、チームリーダーのマリスカは再負傷を避けるため、復帰を急がせないのではないかと危惧している。
チェルシーは今後、リバプールとのプレミアリーグ最終節、ペナルティン・ゲールズとの欧州協会カップ決勝、ニューカッスルとのリーグ戦とプレミアリーグ最終節など、重要な4試合を控えている。それでもレ・チャンピオンはこの4試合すべてを欠場すると見られている。プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦(11月4日未明)までには回復する見込みだ。
一方、チェルシーの左腕チヴィエも冷遇されている。今年はイングランドリーグで1試合しかプレーしていない。サン』紙によると、セリエAは来年1月に27歳のイングランド代表FWと契約する予定だという。