イタリアサッカーの古都パルマが、しばらく中断していたセリエAにカムバックした。最近、チームは様々な動きを見せており、特に21歳の日本人スター選手、GK鈴木の加入が目立っている。この若きGKは移籍金1000万ユーロ(約85億香港ドル)、5年契約で加入する。伝説のキーパー、保畑の引退により、パルマは信頼できるキーパーを切実に必要としており、鈴木の加入は新シーズンの戦いに新たな希望を加えることは間違いない。
鈴木は浦和レッドダイヤモンズで日本デビューを果たし、昨年夏にビアンコネーリのサン・トゥルテンにレンタル移籍した。そこで昨シーズンは32試合に出場した。今年7月1日、ザンクト・ティルデンは彼を400万ユーロで買い取った。そして今、鈴木はセント・チルデンからパルマに移籍し、わずか1ヶ月でその価値を倍増させた。
身長1.90メートルのGKは、マンチェスター・ユナイテッドを含む多くのトップクラブから注目を集めている。鈴木はアフリカ系ガーナ人であり、その経歴からネットユーザーからは「日本のオナナ」と呼ばれている。これまで日本代表として10試合に出場している。将来について鈴木は、「下積みから始めたい」と語り、下部リーグでプレーすることで出場機会が増えると考えているため、当面はビッグチームに入るつもりはないという。