イタリア人監督ピオリが、交渉の末、ついにサウジアラビアの強豪クラブ、イティハドと3年間の監督契約で静かに合意したと、移籍ニュースが独占報道した。ACミランの元監督は中東で新たなスタートを切ろうとしている。
昨シーズンのリーグ戦を5位で終えたエティハドは3日(水)、打開策を求めてカナルド・マガリャエスとの契約を破棄し、すぐにステファノ・ピオリに狙いを定めた。ピオリの新契約は年俸1800万ユーロ(1億5000万香港ドル)という破格のもので、前任のACミランの4倍に相当するという。
58歳のピオリは、ボローニャ、インテル、フェレンティーナ、ラツィオなどで豊富な監督キャリアを積んできた。2021/22シーズンにはACミランをセリエA優勝に導き、監督キャリアのピークを作り上げた。しかし、昨シーズンのACミランはセリエAで2位に終わり、国際リーグでの成績も振るわなかった。