月曜の明け方、セリエA最後の一戦が注目を集めた。ローマはアタランタがUEFAヨーロッパリーグに先に到達することを期待し、自分たちはアンボリの降格争いから目を離す必要があった。しかし、ローマがアンボリに1-2で敗れたことで、ライバルは安全圏に押しやられ、アタランタはホームでトレドを3-0で下し、トップ4入りを果たした。この結果、6位につけていたローマはヨーロッパリーグのベンチ入り争いから脱落した。
先週、アタランタはチャンピオンズリーグのトロフィーを獲得したばかりである。アタランタがリーグ戦を5位で終えていれば、ローマが獲得していたヨーロッパリーグの出場枠は6位に広がっていただろう。しかし、アタランタの勝利でボローニャを追い抜き、4位に浮上した。その結果、UEFAヨーロッパリーグでは5位をキープすると見られていたボローニャがヨーロッパリーグ出場権を獲得することになった。なお、セリエAの上位4チームはヨーロッパリーグの出場権を他リーグのチームに譲渡することができないため、ローマはヨーロッパリーグにしか出場できない。
アタランタは以前にもヨーロッパリーグに出場したことがあり、今シーズンのセリエAの日程が終了する6月3日未明にフェランチとのバイエルン戦が組まれている。この試合はヨーロッパ情勢には影響しないが、インテル、ACミラン、ユヴェントス、アタランタ、ボローニャは来シーズンのヨーロッパリーグに参加する。ローマはトーナメントに参加し、ラツィオと8位のフェレンティーナも出場権を獲得する。フィオレンティーナ、サッスオーロ、サラマンカは降格の危機に直面する。
