夜も更けた月曜日(29日)未明、ローマ・レギオネはスリリングなセリエA対決を繰り広げ、2-2の引き分けに終わり、一時的にボリの首位に立ち、UEFA出場権争いが激化する中、勝ち点2差で5位につけるアタランタとの1ゲーム差を維持した。スリリングな試合の中、ローマの得点のヒーロー、タミー・アバキアンが試合終了間際の2分間、終盤のセーブで1年間の得点力不足に終止符を打った。イングランド代表のストライカーは、このゴールを「夢がかなった」と表現した。
パウロ・デバナは試合開始59分に12ヤードのアドバンテージを得たが、5分間ボリをリードした後、マテウス・オリバラのゴールでアドバンテージを帳消しにされた。その直後、84分のPK戦でヴィトール・オセンハンが決定的なゴールを決め、試合は振り出しに戻った。ローマが勝ち点3を落とすと誰もが思ったその時、試合終了2分前にタミー・アバキアンがヘディングでローマに同点ゴールを決め、2-2となった。
ACLの大怪我による長期離脱からようやく復帰したタミー・アバキアン。昨年4月30日以来、6試合で得点を挙げることができず、今日の試合で初めてゴールへの渇望を断ち切った。待ちに待った1年について、タミー・アバキアンは「シーズン当初から復帰を夢見ていました。大怪我をした後、肉体的にも精神的にも準備をしようとした。ゴールを決めることは夢のようです。チームメイトや家族と祝い、次の試合の準備に専念します」と語った。