ヨーロッパリーグ・ラウンド16の2ndレグ、スポルティング・マドリードはインテル・ミラノをホームに迎える。ファーストレグではアウェーで0-1と敗れたものの、スポルティング・マドリードは試合をひっくり返すために積極的に攻めなければならないだろう。しかし、リーガ・エスパニョーラの強豪は最近スランプに陥っており、ゴールを奪うのは容易ではない。1点リードのインテル・ミラノは堅い守備を採用し、反撃のチャンスを待つと予想され、さらにUEFAヨーロッパリーグでは過去10試合中8試合で2ゴール以下しか奪っていないため、得失点差2.5ゴールがより望ましいと思われる。(木曜日午前4時にナウでライブ)
スポルティング・クラブ・デ・マドリードは、アルゼンチン人のセモニ監督が指揮を執って以来、攻守ともにアンバランスなパフォーマンスを見せている。 第1戦のインテル・ミラノ戦では、ゴールへのシュート数はわずか7本と、相手の19本を大きく下回ったが、それにもかかわらず守勢に回れず、79分にはアナ・オドゥビッチにゴールを決められてしまった。この試合では攻勢を強いられるが、リーガ最終節で降格組のカディスに0-2で敗れるなど、ここ5試合で1勝1分け3敗と低迷しているだけに、勝ちたいところだが勝ちきれない。
得点源のエワル・モラダはここ10試合でわずか1ゴール、キシャビンはケガで離脱中、ディビとアンスーリアは安定感がなく、インテルの守備陣に大きな脅威を与えるのは難しい。
昨季UEFAヨーロッパリーグで準優勝したインテルは現在、全コンペティションで13連勝中で、その調子と士気は対戦相手よりはるかに上だ。1点リードしているとはいえ、アウェーで戦うことを考えれば、リードを守るために守備的にプレーする可能性が高い。実際、インテル・ミラノのディフェンスも同様に優れている。セリエAのボローニャ戦では、ボール支配率が39%しかなかったにもかかわらず、1-0で勝利している。インテルが守備に徹すれば、スポルティング・マドリードが守備を突破するのは難しいだろう。