今晩のセリエAの焦点はローマのホームグラウンドに移る。先週行われたUEFAチャンピオンズリーグのプレーオフ第2戦で、120分間に及ぶPK戦の末にフェイジャノを退けたばかりのチームは、勝利を急げば体力的にも疲労困憊の状態になるだろう。トレドはやや弱いとはいえ守備力は高く、直近のアウェーでのリーグ戦10試合中9試合が2失点を超えず、中央値でも2.5失点にとどまっている。(火曜日の午前1時30分からNow638で同時放送、お楽しみに!)。
ローマのディ・ロス監督が今年後半に交代して以来、前任のモレーノ監督に比べ、新しい戦術はより積極的で攻撃的であるにもかかわらず、守備の不安定さがしばしば危険な状況を招いてきた。40歳の若き監督は最近、守備の強化に力を入れ、リーグ最終戦ではフリジアーニをシャットアウトすることに成功したが、チャンピオンズリーグでのフィルミーノとの2度の対戦はいずれも1-1の引き分けに終わった。実はディ・ロスは現役時代、守備的MFとして知られ、センターバックの経験もある。UEFAヨーロッパリーグ最終節での激しい対決でスタミナを消耗していることを考えると、この試合はペースダウンする可能性があり、ローマも攻め急ぐことはないだろう。