土曜日(6日)に行われたセリエA第6節で、トップチームのインテル・ミラノは壮絶な戦いの末、交代出場のダビド・ファディスの延長戦での一撃とPK戦での相手のミスにより、ついにヴェローナを2-1で下し、ユベントスを抑えて今季のセリエAの「中盤王」の座を手にした。
前節、インテルは劣勢のジェノアと引き分け、思わぬ形で勝ち点を失った。幸いなことに、ゴールスコアラーのナダ・マルティネスが怪我から復帰し、試合開始わずか13分でゴールを決め、チームの先制に貢献した。しかし、インテルはそのアドバンテージを拡大し続けることができず、74分にヴェローナのストライカー、トーマス・アンリが同点ゴールを決め、1-1とした。
インテル・ミラノが勝ち点を失うという苦い果実を飲み込む寸前と思われたその時、交代で10分間出場しただけのダビド・ファディスがチャンスをつかみ、GKモンディップのセーブに失敗した後、ニアポストでシュートを決めた。このイタリア代表FWは得点後、興奮のあまりゴールに飛びついて喜び、誤ってチームメイトにショーツを引き抜かれてしまった。