かつてセリエAで圧倒的な強さを誇ったナポリが、今シーズンはかつてない苦境に立たされている。リーグ最終節、アンボリに0-1で敗れ、スタジアムにはブーイングが響いた。現在、すでに首位ズユンタスとの勝ち点差は10に開いており、王者の座も危うい。イタリアのメディアによると、ナポリのクラブはルディ・ガルシア監督の解任を決め、新監督と積極的に連絡を取り合っており、元ユベントスのスター、ドゥットが後任に就任する見込みだという。
昨夏、スパレッティ監督に代わって新監督に就任したルディ・ガルシアだが、リーグ戦12戦中6勝3分け3敗と、ナポリの指揮官としての成績は満足のいくものではなかった。報道によると、クラブのディ・ロレンニス会長は監督交代を決断し、ルディ・ガルシア監督に水曜日(14日)のトレーニングに参加しないよう通達したという。現在、クラブは新監督を積極的に探しており、マルサリとヤンネ・ワフルが候補に挙がっている。