17日未明に行なわれたセリエAのミラノ・ダービーで、予想外の結果がサッカー界を揺るがした。開幕から連勝を続けている強豪同士の対決だったが、試合は一方的な展開に。インテルは、チーム史上初めてACミランを5-1で下し、約49年ぶりにACミラン相手に1試合で5ゴールを挙げるという快挙を成し遂げ、タイトル獲得への強い意志を示すとともに、木曜未明に行われるUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第1節のレアル・ソシエダ戦に備えた。

試合前、両チームは3戦3勝で首位に立っており、互角の試合になると予想されていたが、現実は誰もが驚くものだった。試合を支配したのはインテルで、試合開始わずか5分、ミヒダリアンがペナルティーエリア内からゴールを決め、均衡が破られた。インテルはこの状況を利用し、マグス・ドゥリンがペナルティ・エリア左からゴールを決めた。 今シーズンの新星がリーグ戦2試合連続でゴールを決め、インテルが2-0とリードしてハーフタイムを迎えた。

ACミランはラファエッロのゴールで挽回したが、守備陣はインテルの猛攻に耐えることはできなかった。34歳のミヒダリアンが再び突破し、チャハヌグーがPKを決め、交代出場のファディスもゴールに貢献した。 ヨーロッパリーグのプレーオフで2度得点の口火を切ったイタリア代表FWは、この試合でもゴールを決め、雄姿を見せた。結局インテルは5-1で勝利し、4戦4勝で首位に立ち、今年1月から5年連続でACミランを下してミランを青と黒に染め上げた。

試合後、ACミランのステファノ・ピオリ監督は、チームのパフォーマンスに満足感を示しながらも、ファンへの謝罪を拒否した。「謝る必要はないと思う。インテル・ミラノは重要な場面でより良いプレーを見せたが、我々はほとんどの時間、良いプレーをしていたし、70分に3点目を奪われるまでは少し萎縮していた。ピオリは守備陣を再編成する必要があるだろう。

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