エキサイティングな女子ワールドカップ決勝が始まろうとしている。スペイン女子サッカーチームとイングランド女子サッカーチームが、いわゆる「全ヨーロッパ連合」の頂上決戦で対決するのだ。両チームの実力は拮抗しているが、グループステージから準々決勝まで、5勝1分けの6戦6勝と、最近の大会成績では "スリーライオンズ女子 "の方が目立っている。しかし、スペイン女子サッカーチームは、ディフェンスが不安定で、隠れた問題を抱えている。 イングランド女子サッカーチームには、-0.5のハンディキャップがあり、アンダードッグが有利だ。(日午後6時、Viu TV 96で生中継)。
スペインの女子サッカーチームを振り返ると、過去2回のワールドカップではノックアウトステージに進めなかったが、今年は決勝トーナメント進出を果たした。その背景には、近年のリーガ・エスパニョーラの強豪バルセロナとレアル・マドリードによる女子サッカーの強力な育成があり、代表チームの戦力は大幅にアップしている。
スペイン女子サッカーチームは、男子サッカーチームの攻撃的スタイルを受け継ぎ、ワールドカップの6試合で計16ゴールを挙げたが、攻撃に集中しすぎて、バックラインがやや空回りしている。グループステージでは日本に0-4で敗れ、ベスト8ではオランダに延長戦を制し、ベスト4では89分の勝ち越しゴールでスウェーデンに辛勝するなど、ノックアウト3試合すべてで失点を喫しており、徐々にその強さが出てきている。
一方、女子サッカーのイングランド代表は、前回の女子ヨーロッパリーグ優勝チームからの好調を維持しており、グループステージの3戦全勝、ノックアウトステージでは、ラウンド16でナイジェリアをPK戦の末に敗退させたやや厳しい結果と、コロンビアとオーストラリアに敗れた最後の2戦を除いては、さほど大きな挑戦を受けることはなかった。ストライカーのアレクシア・ラッセルとローレン・ハンプは2試合連続でゴールを決め、絶好調。
特筆すべきは、決勝戦がオーストラリアのシドニーで開催されることである。英連邦加盟国であるイングランド女子サッカーチームは、ホームフィールドのアドバンテージの半分を占めているようで、これもチームにとって優勝への大きなアドバンテージとなる。
ライブレーススケジュール:
日曜日18:00 女子ワールドカップ スペイン女子対イングランド女子
日曜日 19:00 リーグ1 リール vs ナント
日(日)20:30 オランダエールディビジ スパルタ・ロッテルダム vs フェイジャノ
日曜日 21:00pm EPL アストン・ヴィラ対エヴァートン
日曜日 21:00 リーグ1 ロリアン対ニース
日曜日 23:05pm リーグ1 モナコ vs ストラスブール
日曜日 23:30pm EPL ウェスタム対チェルシー
月 0:30 セリエA ローマ対サラマンカ
月1:00 リーガエスパニョーラ キローナ対キダフィ
月1:30 リーガエスパニョーラ バルセロナ対カディス
月 2:45am セリエA レッチェ対ラツィオ
月 2:45am セリエA ウディネーゼ対ユベントス