レアル・マドリードの新星、ズディ・ビニンガムは24日(月)、ウォームアップのハイライトマッチでチームデビューを果たし、2点ビハインドからACミランを3-2で下す逆転劇に貢献した。
試合は浮き沈みが激しく、ACミランは開始わずか25分、チェルシーのベテラン、キース・プレッシュがセンターバックのトム・リーからのCKを頭で合わせて先制した。セリエAはこの状況を利用し、新加入の18歳アルゼンチン人FWルカ・ロメロが見事なロングレンジシュートを決め、2-0とした。
試合終了間際、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は素早く8人の選手交代と調整を行い、ACミランの守備の緩さも相まって、状況は一気に逆転した。57分、ACミランのGKスペディング・ロードが、レアル・マドリードのMFフェダ・ワウィディの一見無力に見えるシュートを前にしてミスを犯し、相手に簡単にゴールを突破されてしまう。そのわずか2分後、友利がまたもやミスを犯し、フェダ・ワウィディがそのチャンスをつかんで2得点し、スコアを2-2に戻した。
試合終了間際、ACミランのストライカー、キオッテがPKを放つが、クロスバーを越え、同点のチャンスを逃す。
今夏、移籍金1億300万ユーロ(約8億9500万香港ドル)でボルシア・ドルトムントからレアル・マドリードに移籍したMFズディ・ビニンガムに関しては、デビュー戦となったこの試合で64分間プレーし、パス成功率87パーセント、40本のパスを成功させ、対戦相手との6回の対決のうち4回を支配し、柔軟なポジショニングで多くの脅威を生み出し、その総合的なパフォーマンスで称賛を浴びたようなので、今回のレアル・マドリード移籍はレアル・マドリードの移籍は、間違っても高い買い物ではないようだ。