この夏、イングランドの強豪チェルシーは移籍市場で多くの動きを見せ、財政圧迫の緩和を狙った。多くの選手の退団に続き、セントラルMFのロルフ・ドストロックが1600万ユーロ(約1億3700万香港ドル)の移籍金でセリエAの巨人ACミランに移籍することを発表、双方が5年契約を結んだ。
最近のチェルシーの移籍オペレーションはかなり活発で、コバックス、シャヴェス、グーリバーニ、エドアルド・アヴェンティス、ニコラジャンディといった選手が次々と退団している。ロルフ・ドストロクの退団は予想されていたことだが、27歳のイングランド人MFの退団にはやはり懸念が残る。昨シーズンは全コンペティションでわずか22試合の出場にとどまり、ノーゴール、わずか2アシストを記録した。クリスタル・パレスやフルアムへのレンタル移籍を経て、ついに親クラブであるチェルシーとの9年間の関係に終止符が打たれた。