セリエAの星、ナポリはその補強戦略が常にユニークだ。昨年、韓国代表DFキム・ミンジャを欧州最高峰の舞台に送り出すことに成功した彼らは、今夏、アジアに照準を合わせ、日本代表の中堅スター、空井英を狙っている。しかし、日本代表FWの契約解除金は6000万ユーロ(約5億1000万香港ドル)と高額で、交渉が難航しているのは間違いない。
セリエAのタイトルを獲得したナポリは、中心選手を失うというジレンマに直面している。キム・ミンジャ、ヴィトール・オッセンハン、チャロエン・ロシヌといった主力選手がチームを離れると噂されている。特にチャレリオ・ロシーニョはサウジアラビアのクラブと交渉中で、移籍の可能性が非常に高い。ガゼッタ・デッロ・スポルト紙は、ルディ・ガルシア新監督がチームの穴を埋めるために空井英の獲得を望んでいることを明らかにしている。