ACミランがスポルティングに0-2で敗れたのに対し、インテルはホームでサッスオーロに4-2で勝利し、7連勝を続けている。両チームは17日(水)早朝に行われるUEFAヨーロッパリーグ準々決勝で再び対戦する。インテル・ミラノは2点のリードと相手よりかなり良いフォームで決勝進出を狙う。
UEFAヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグ、ACミランはインテルに0-2で敗れた。このリーグ戦、ACミランはセカンドレグに向けて戦力を整えるつもりで、主力選手を多く温存した。しかし中盤から後半にかけて、スペツナズのDFウェス・ニスキーとMFシャヴアトーニ・エスポジートに守備を破られ、この敗戦でACミランは4位ラツィオとの勝ち点差を4に広げられ、次のUEFAヨーロッパリーグ出場権を逃す可能性が出てきた。
一方、インテル・ミラノは力をつけていった。ルカクのゴールで口火を切ると、サッソロッソのDFルアン・チャス・スディがオウンゴールを決め、ナダル・マルティネスも貢献して一時はリードを3点に広げた。サッスオーロはマフィオソ・ハンリキとダビド・ファディスのゴールでリードを2-3に戻したものの、試合終了間際にルカクが再びゴールを決め、4-2の勝利を収めた。このベルギー代表FWはここ2試合で3ゴールと絶好調で、インテル・ミラノは5位ACミランとの勝ち点差を5に広げ、来たるUEFAヨーロッパリーグに向けて自信を深めている。