セリエAのUEFAヨーロッパリーグ出場権争いは、木曜夜のスリリングな戦いの後、急転直下、ACミランとローマがまさかの同時ポイントダウンとなった。一方、インテルはアウェーでヴェローナを6-0で下し、アタランタ、ACミラン、ローマに2ポイント差をつけて4位に浮上した。しかし、インテルは次のリーグ戦5試合でアタランタ、ローマ、ナポリと対戦することになっており、最終的にタイトルを獲得できるかどうかはまだ未知数だ。

このところ絶好調のインテル・ミラノは、前節2位のラツィオを下した後、降格圏のヴェローナ相手にも決して甘くはなかった。相手の楕円球のゴールで均衡を破ると、その後はゴールの饗宴が続き、チャハヌクーの長距離シュートは世界一となり、ストライカーのディスコとナダル・マルティネスが2点ずつを決めて、ヴェローナを元の木阿弥にした。インテルは今シーズンのリーグ戦で最大の勝利を収め、全コンペティションで4試合負けなしとなった。

昨シーズンの覇者ACミランは、最下位クレモナとロスタイムにズリアメシアスのゴールで1-1と引き分け、優勝候補に挙げられていたホームでの優勝予想を打ち砕いた。 ACミランは直近のリーグ戦5試合でわずか1勝4分けで、次のラツィオ戦でも勝ち点を落とすリスクに直面している。

トップ4争いのもうひとつのチームであるローマは、エル・シャーラウィの活躍で先制したものの、アウェーでモンツァと1-1で引き分け、リーグ戦ここ3試合勝利がない。次のホームでのインテル戦は、ローマにとって次のUEFAヨーロッパリーグ出場権を得るための重要な戦いとなる。

特筆すべきは、アタランタがホームでスパツィアを3-2で破り、3連勝でACミラン、ローマと同じ勝ち点58を積み上げ、静かに首位に浮上したことだ。"奇跡のチーム "と呼ばれるアタランタの、トップ4への意気込みは侮れない。

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