セリエAタイトル争いが佳境を迎える中、王者ナポリが24日(月)未明のアウェイ戦でユベントスを1-0で辛くも下した。ラツィオとの勝ち点差を17に広げたナポリは、早ければ今週末(30日)のリーグ戦7節を残すのみとなり、マナタナ時代以来となるセリエAタイトルの甘美を味わうことになる。
チャンピオンズリーグのベスト8敗退後、ナポリはすぐに立て直し、リーグ戦のアウェーでユベントスに挑んだ。試合の主導権はユベントスが握っていたが、ストライカーのヴィトール・オッセンハンが何度も好機を逃した。延長後半3分、エリフ・エマスからのパスを受けたラスペルドーニのシュートで1-0とし、土曜日(29日)にナポリがホームでサラン・リターナを下し、翌日のインテル戦でラツィオが滑り込みさえすれば、予定より早くセリエA王者に輝くことになる。
セリエAのタイトルを獲得したことがないナポリのスパレッティ監督は試合後、"セリエAのタイトルを獲得しようとしていることに気づいたとき、すべての犠牲が報われたと実感する "と嘆いた。しかし、スパレッティは「まだ祝う時ではない」とも強調した。チャンピオンズリーグ敗退後、この勝利は選手たちへの最大の賛辞であり、私は彼らを祝福したい!"