マンチェスター・ユナイテッドはUEFAカップ・ベスト8のセカンドレグで大敗を喫し、センターバックのハリー・マグーニが再びターゲットになった。イギリスメディアによると、この30歳のイングランド代表FWはユナイテッドに残ることに幻滅し、セリエAで新たなチャンスを探すつもりだという。
英国の『マンチェスター・イブニング・ニュース』は、マンチェスター・ユナイテッドが今夏、タンホイザー監督のお気に入りの選手を獲得するための資金集めのために、ハリー・マゴーニを売りに出す可能性が高いことを明らかにした。元ユナイテッドのチームメイトで同じポジションにいたキース・スモレーネンや、元チェルシーのトム・リーがそれぞれローマとACミランに移籍し、新たな飛躍を遂げたのを目の当たりにしたマグーニは、セリエAへの移籍を希望しているという。
キース・スモレニンは、ローマが前回のUEFAチャンピオンズリーグで優勝し、今年のUEFAカップで準々決勝に進出するのに貢献し、友利はACミランが昨シーズンのセリエAで優勝し、今年のUEFAヨーロッパリーグで準々決勝に進出するのに貢献した。マゴーニは、セリエAに移籍すれば同じことができると確信している。
実際、ユベントスとミランの両コンビはハリー・マグーニに興味を示しているが、金銭的な負担を軽減するための短期レンタルしか望んでいない。一方、マンチェスター・ユナイテッドはマグーニの完全売却に傾いており、少なくとも5000万ポンド(4億9000万香港ドル)の移籍金を要求すると見られている。
また、パリ・サンジェルマンもハリー・マグーニに興味を持っていると噂されており、リーグ1の巨人は資金力があり、ユナイテッドの移籍金要求に応じる可能性が高い。