ナポリ、ACミラン、インテルという上位3チームが同時に大敗を喫し、特にインテルはホームのモンサ戦で0-1という大敗を喫した。この3強の予想外の勝ち点減は、来週の重要なUEFAヨーロッパリーグ・ラウンド8第2戦のために節約し、リーグ戦で犠牲を払わなければならなかった結果ではないかと疑われている。
現在リーグ首位のナポリはホームで降格圏のヴェローナと0-0で引き分けたが、それでも2位のラツィオとの勝ち点差は14と、優勝争いに与える影響は限定的だ。なお、負傷のため3試合を欠場した得点源のヴィトール・オッセンハンが、19日(水)未明に行われるUEFAヨーロッパリーグ・ラウンド8・2ndレグのACミラン戦でデビューする見込みで、ナポリの復帰への駆け引きに拍車をかけている。
ヴィトール・オセンハンの負傷から回復している間、ナポリはACミランとの2試合でいずれも勝利することができなかった。ナイジェリア代表FWの復帰で、ナポリは反撃の自信を得た。
ACミランは交代選手で臨み、試合開始わずか32秒でゴールを許したが、MFパピーのタイムリーな投入で前半終了間際にボローニャを引き分けに追い込み、1-1のスコアで試合を終えた。
インテル・ミラノはUEFAヨーロッパリーグ・ラウンド8第1レグでベンフィカを2-0で下したものの、セリエAではホームでモンツァに0-1で敗れた。1.29倍のオッズがついたホームでの勝利は水泡に帰し、セリエAではここ5試合で1勝4敗にとどまっている。シモン・シュチェツキ監督はUEFAヨーロッパリーグでチームを躍進に導いたが、セリエAでの成績は彼の地位を維持することを難しくしている。