戦いの太鼓が鳴り響く中、両チームは激しいデュエルを繰り広げた。

12分、ラツィオは巧みにCKをボックス内に送ると、ミリンコビッチが飛び出し、ボールはわずかにクロスバーを越えた。

あれよあれよという間に、ユベントスは20分にカウンターを仕掛け、ラビオとヴラホヴィッチが次々とボックス内に侵入したが、主審の沈黙により得点には至らなかった。

その30分後、アンデルソンが弧の頂点で巧みなクロスを上げると、インモービレが飛び込んでシュートを放つが、シュチェスニーが果敢にセーブ。

左サイドでのラツィオのセットプレーから、アルベルトがアークの上までボールを運ぶと、ミリンコビッチがロングレンジからシュートを放つが、無人のネットを揺らした。

38分には、ラツィオが左サイドからクロスを上げ、サンドロがゴールネットを揺らし、ミリンコビッチが胸でボールを止めてシュート。

42分、ユベントスの右コーナーキックが枠に飛ぶと、ブレーメルのヘディングシュートが飛び込むがキーパーにはじかれ、さらにラビオのヘディングシュートが決まり、ユベントスが1対1の同点に追いつく。

53分、アンデルソンが右サイドからクロスを上げると、アルベルトのヒールが素晴らしいパスを出し、ザッカリーニがあっさりとボールをゴールに押し込み、ラツィオ2:1ユベントス。

56分、ミリンコビッチが右から正確な斜めのパスを出し、ザカニが踏み込んでシュートを打ったが、主審はオフサイドの判定を下し、ゴールは認められなかった。

62分、サンドロが左サイドを突破してクロスを上げると、ヴラホヴィッチのヘディングシュートがゴールネットを揺らした。

84分、キエーザJr.が左サイドを連続突破し、ファジョーリがシュートを放つ。

結局、ユベントスはラツィオを1対2で破った。この敗戦は悔やまれるが、ユベントスは現在勝ち点47で、ミランより5ポイント少ないが、まだ希望の光はある。チャンスをつかめれば、逆転の可能性はまだ残されているかもしれない。

ラツィオは29節を終えて勝ち点58の2位につけており、3位ローマに5ポイント差をつけている。

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