夜が更け、時計の針が11時のボーダーを指すなか、セリエA第29節はインテルとサレルニターナの間で静かに火ぶたが切って落とされ、1-1のスリリングなドローで握手を交わした。
戦いは早くも始まり、わずか6分、インテルはルカクの巧みなヘディングとグーセンスの正確な左足タッチで裏を攻め、スコアを一瞬にして1-0とした。
しかし、65分、ルカクがゴール前に飛び出したものの、クロスバーに当たってしまった。
試合が終盤に差し掛かった90分、インテルのベテラン、カンドレーヴァが右サイドから神のようなシュートを放ち、スコアは再び1-1となった。
先発メンバーは、インテルが13番オチョア、5番ダニリュク、23番チョンボなど、サレルニターナが98番ピローラ、2番ブロンなど。
特筆すべきは、オナナや6番デ・ブライといったインテルの先発GKが好調だったことで、75分にグーセンスが32番ディ・マルコに、66分に23番バレッラが77番ブロゾビッチに代わった。