月曜日(20日)の明け方、セリエAの "国別対抗戦 "が勃発し、ユベントスのMFフェラッティが長距離シュートを決めて舞台を整え、アウェーでインテルに1-0の勝利を収めた。不正会計で勝ち点15を減点されたユーベだが、リーグ戦ここ7戦は6勝を挙げ、現在4位のACミランとの勝ち点差はわずか7。この勢いなら、ユヴェントスもトップ4に返り咲き、次のチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得できるだろう。
試合は序盤からインテルが猛攻を仕掛け、ニコバレーナの2本のシュートはユーベのGKステファン・ステファニーニが果敢にセーブ。チャハヌグもシュートを放つが、ゴールを割ることができない。カウンターアタックからラビオの斜めのパスをフィラッティが頭で合わせ、ユベントスが勝利を決定づけた。
OPTA』によれば、ユベントスはインテルとのセリエAのアウェイ戦で100ゴールを挙げており、これはACミランの117ゴールに次ぐものである。
試合はインテル・ミラノが攻勢を強めて再開されたが、結果は芳しくない。試合は激しさを増し、試合終了のホイッスルが鳴ると、両チームの選手がぶつかり合い、インテルのDFディアスとユーベのMFリアンドゥ・ベルディスがともにレッドカードで退場となった。インテルはリーグ戦ここ4試合で3敗を喫し、首位ナポリとの勝ち点差は21にまで広がり、タイトル争いの行方が心配される。
セリエAのもうひとつの重要な試合では、ラツィオがサッカリーニのゴールでローマに1-0で勝利し、インテル・ミラノを抜いて2位に浮上した。また、ローマのセンターバック、ロジャー・イベニスとMFベラン・キルステンディが退場処分を受け、ラツィオのDFアダム・マルッシがレッドカードを受けるなど、波乱に満ちた試合となった。
ACミランとローマがともに敗れたため、7位ユベントスはこのチャンスを生かして差を縮め、トップ4復帰の可能性が大きく高まった。