AFCチャンピオンズリーグ・エリートディビジョンでは、ペルセポリスとSCアルソーダがノックアウトラウンド進出を逃したが、戦いは続いている。ベスト16進出をかけた、やるかやられるかの戦いであることは間違いない。
ペルセポリスはアジアチャンピオンズリーグで2度決勝に進出した実績を持つ。しかし今大会は、グループステージの最初の5ラウンドで2敗を喫し、突破口はほとんどない。
とはいえ、ペルセポリスの守備の堅さは現役時代から揺らぐことはない。失点が少ないにもかかわらず、ここまでの失点はわずか5で、その堅固な組織と難攻不落のバリアが際立つ。しかし、攻撃面では、その堅固さに閉口しているようだ。
アリプヤはアジアチャンピオンズリーグで印象的なゴール記録を残しており、今年7月にペルセポリスに復帰すれば、より多くのゴールに貢献できるだろう。ルーカスツィオも強力な得点源であり、アマンサダとアメリの正確なパスと重要なボールへの対応は、どのチームも翻弄するのに十分だ。
SCアル・サウダはグループステージで2敗、8失点と振るわなかった。しかし、チームには強力なストライカーが何人もおり、中でもモハナド・アリはサポートポジションで効率的なプレーを見せ、イラクサッカー界最高の選手の一人である。フセイン・アリはドリブルとパス技術に優れ、ゴール前でチームメイトに好機を作り出すことができる。
SCエソルダには才能あるストライカーが何人もいるが、他のポジションがやや弱い。従って、ペルセポリスが試合を支配し、16強入りへの希望の炎を再び燃やすと予想する。