前回のリーグ戦では、ニュージーランドのウェリントンにあるスカイ・スタジアムで4-1の大勝を収め、今シーズン初勝利を飾った。この試合でも、フェニックスはスカイ・スタジアムでホッパーズと対戦する。
相手は昨シーズンのプレーオフの総合チャンピオンだ。メンバーに関しては、フェニックスは前節からの変更はなく、負傷者はMFルフィエのみ。前節終了間際に負傷退場したセンターバックのロウズも完全復活し、この試合のメンバーに入っている。
ディフェンディング・チャンピオンであるウェスタン・ウニオンは、リーグ戦5試合で1分け4敗、7得点14失点、平均失点は3点近くと、新シーズンのスタートはあまり良くなかった。布陣の面では、ウェスタン・ユニオンは完全ではなく、センターバックの今井智基が長期離脱から復帰し、前節のリーグ戦ではチームの主力バックであるルスティカも負傷退場している。チームの投入したMF敦士・ダンビアの負傷、センターバックのスタンリーの出場停止も相まって、この守備エリアの中盤とバックの人員はかなり厄介だ。とはいえ、MFディアマンティはすでに前節で交代出場を果たしており、チームのトップウイングは今シーズン初めて試合前の交代リストに名を連ねている。しかし、プルヨヴィッチが以前長期離脱した怪我と、ディアマンティの年齢を考えると、現時点ではどちらもウェスタン・ウニオンの先発になることはないだろう。
今シーズンのウェスタン・ユニオンの不振は、一方ではバックラインの深刻な戦力不足に直結しており、もう一つの重要な要因は、昨シーズンのカップ戦優勝後、選手たちが新シーズンに向けてやる気を失っていることだ。現在のウェスタン・ユニオンは年齢差が激しく、キャリアの終盤を迎えているベテランも多い。