水曜日(23日)未明、モナコはホームでレッドスター・ベオグラードを5-1で破り、MF南野拓実が2得点1アシストを記録した。これは、欧州連合(EU)発足以来、日本人選手として初めて1試合で2得点1アシストを記録したことになる。
試合終了間際の20分、南野拓実がオフサイドの制限を破り、独走ゴールを決めた。後半にレッドスター・ベオグラードがPKで同点に追いついたものの、モナコが試合を支配する状況は変わらず、前半ロスタイムにビリー・サファルーが再びリードを広げた。
モナコのセンターハーフ、ウィフェットシン・ガオがゴールから30ヤード以上離れたところから見事なワールドボレーを放ち、均衡が破られた。リーグ1の強豪の攻撃は波状攻撃を見せ、南野拓実が2点目を追加し、ロスタイムにはエリオテが5-1とした。
南野拓実は、印象的なオールラウンド・パフォーマンスでマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。この29歳のミッドフィルダーは、ヨーロッパリーグでモナコから2得点した選手としては、2017年のキリアン・マクバルビー以来7年ぶりの快挙となった。香川真司に続く日本人2人目のヨーロッパリーグでの得点とアシストを記録し、ヨーロッパリーグ史上最強の日本人と称賛された。
一方、同じリーグ・アンのパリ・サンジェルマンも振るわず、アウェーでヤンホーフェンと1-1で引き分けた。