今月初め、元ブラジル代表のスター、オスカル・ドス・サントスは上海港に正式に別れを告げ、8年間にわたる中国スーパーリーグでの旅に終止符を打った。心機一転、慣れ親しんだサンパウロに戻った33歳は、3年契約で合意した。
サンパウロのユースチームで育ったオスカルは、2008年から2010年にかけて地元のチームでプレーした後、同じくバークレイズ・プレミアリーグの強豪、スポルティング・クルベ・インテルナシオナルに移籍した、2012年、イングランド・プレミアリーグの名門チェルシーに移籍。
2017年1月、25歳のオスカルは移籍金6000万ユーロで上海港に移籍し、サッカー界に騒動を巻き起こした。プレミアリーグでの輝かしい将来性を捨て、中国スーパーリーグへの移籍という "キャリア妨害 "を選んだことが批判されたのだ。しかし、上海港を去ったオスカルは、中国市場に戻るのではないかと噂されたが、最終的にサンパウロを選び、上海港での年俸をはるかに下回る2400万レアル(3000万香港ドル)の年俸でサンパウロと契約を結んだ。
上海港での8年間のキャリアにおけるオスカルの年俸総額は、1億9200万ユーロ(約16億香港ドル)にのぼることが明らかになった。ネットユーザーが「彼は大金を稼いだのだから、他の選手も富を分かち合い、発展のためにブラジルに戻ることを選ぶ時だ」とからかうのも無理はない。