スキッパー・モッタは、トスカーナとの連敗を皮切りに、7試合に渡ってチームを率いてきた。
ボローニャは最近、カップ戦で3連勝し、直近の5試合では2勝3敗しか喫していないことを考えると、パフォーマンスは著しく向上している。前節も2-1で勝利し、リーグカップ戦でも3連勝を飾っている。両チームの直近3試合の対戦相手を詳しく見てみると、トリノの敗戦とミランの敗戦の方が金星と言える。
今年のトリノは攻撃陣のセットアップが多彩になり、前節は交代で出場したMFリネッティがイエローカードを累積して出場停止となったが、先輩センターフォワードのペッレグリが連続先発したことで攻撃力が向上した。その後ろではヴラシッチ、ケガから復帰したラドニッチがテクニックとフィニッシュ力に優れ、昨シーズンのキャプテンだったバックのリュビチッチはシーズン序盤のチームとの確執を基本的に解消し、最近はスタメンに定着している。従って、戦力面ではやはりトリノの方が断然上だと思う。
ボローニャは今季のホームゲームで1敗しか喫しておらず、トリノとのホームゲームでは5試合連続で引き分けている。