この試合はとても参考になったので、どうしても話したくなったんだ。
現在勝ち点16で中位につけており、リーグ戦での順位にプレッシャーはほとんどない。来週のミッドウィークにはホームでのカップ戦が控えており、エストリルのヴィレシモ監督はこの2試合にどう臨むかを考える必要がある。ヴィレシモ監督といえば、知る人ぞ知る、昨シーズンのポルトガル・スーパーリーグでベンフィカを3位に導くために就任したものの、ルイ・コスタ会長がベンフィカのユースアカデミーでキャリアをスタートさせた監督に希望する名前を与えず、後にシュミットを選んだ人物である。
リーグ前節、エストリルはニィと1-1で引き分けたが、その試合でチームのスターGKフィゲイラ、スターセンターバックのアルバロ、スターMFカルバーリョの3人がカードを受け、今夜はその3人が同時に出場停止となった。さらにベンフィカからレンタル中のグーヴェイアも契約回避条項により出場できず、今夜の試合でエストリルはセンターバックにかなり深刻な損失を被った。
ベンフィカは、ミッドウィークに不可能を可能にした。
得失点差4でグループ首位。エンツォ・フェルナンデスがミッドウィークで出場停止となり、後方に負傷者が出る可能性すらあるベンフィカは、現時点では人員面でさほど問題はない。ただひとつ考慮しなければならないのは、ここまで遠征してきたチームの疲労である。