今週末は、トッテナムとリヴァプールのエキサイティングな一戦がクリスマス・ケーキにアイシングを施し、一足早いクリスマス・シーズンをファンに味あわせてくれた。メリークリスマス、そして良いお年をお迎えください!
昨シーズンのプレミアリーグを振り返ると、レッズが2枚のレッドカードを受け、トッテナムが延長戦の末にスリリングなゴールを決めた劇的な一戦があった。両者の熾烈なライバル関係を考えれば、この試合が再び注目されることは間違いない。
パドシー・ハイロードは新年、トッテナムの不調に対処したいと考えている。リーグ戦でサウサンプトンに勝利したことで、疑問は一時的に落ち着いたが、リーグ戦開幕から3試合で勝ち点1しか取れていないパフォーマンスは、まだまだ改善が必要だ。
トッテナムはサウサンプトン戦でのゴールと5得点により、当面はリーグ2位につけているが、順位の浮き沈みはノースロンドンのチームにとって大きな問題のようだ。
ジェームズ・マディソンは、サウサンプトン戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、トッテナムのリーグ得点王となった。チェルシー戦ではベンチスタートだったマディソンだが、見事なパフォーマンスでその価値を証明した。この試合での活躍は、それまで6ゴールを挙げていたレッズにとって極めて重要なものだった。
リヴァプールはここ2試合、リーグ戦で苦戦を強いられているが、だからといってチームが危機に陥っているわけではない。チェルシーは首位レッズに迫っており、シュローは勝ち点を失ったことに落胆しているかもしれないが、それ以上にチームが失点していることを心配している。
リヴァプールは今のところプレミアリーグで最少の13失点を喫しているものの、ここ4試合で7失点しており、守備陣には警鐘が鳴らされている。しかし、モハメド・サナがリーグ戦7試合中6試合に勝利し、トッテナムとの20試合で14ゴールに貢献しているように、レッズにとってゴールは問題ではない。
トッテナムはここ3試合、ホームでのリーグ戦で勝利がなく、さらに心配なことに、レッズとの対戦では過去14試合でわずか1勝、10敗を喫している。リヴァプールは今季リーグ戦無敗だが、過去のスタッツが試合の結果を左右するわけではない。このクリスマス・クラッシュは、1点ずつ取って引き分けを狙いたい。