リヴァプールの中盤の陣容は以前からヨーロッパで名を馳せてきたが、シュロソンの野望はそれだけにとどまらず、さらなるアップグレードを目論んでいる。セントラル・ポルトに所属する22歳のスペイン人MFニコ・ガンザリスは、6000万ユーロ(約4億8000万香港ドル)の清算条項が発動するとの情報もある。
レアル・ソシエダへの移籍が失敗したスビウェンディに続き、リバプールもニコラオス・ツァリスに強い興味を示し、今シーズンの冬か来シーズンの夏には移籍契約をまとめるべく交渉を強めている。ポルトはリバプールとの交渉に消極的だったにもかかわらず、同選手の契約にある清算的損害賠償条項は、ポルトが受け入れるしかない、乗り越えられないギャップだった。
契約がまとまれば、3者すべてにとってWin-Winの状況になる。まず第一に、リバプールはニコルガン・サリス獲得の望みを叶える。次に、ポルトは昨年バルセロナから900万ユーロでこの選手を獲得しており、今回の売却は良い見返りをもたらすだろう。ニコリゴサリスの元オーナーであるバルセロナにとっても、この移籍の2回目の取引の40%、合計2400万ユーロを手にすることになり、全員にとってハッピーエンドとなる。