マンチェスター・シティのフィリップ・ゴーディオ監督の契約延長の謎がついに解けた。英国メディアの一連の報道によると、53歳のスペイン・サッカーの魔術師は首をかしげ、さらに1年、おそらく2027年まで契約を延長することに同意したとのことで、日曜(24日)の早朝に行われるプレミアリーグのホームゲーム、トッテナム戦に向けたブルームーン軍団の準備に弾みがついた。
ゴーディオ監督との契約は来夏に切れる予定で、シーズン終了後にクラブを去る可能性も噂されていた。ブラジル代表がコーチングスタッフとして招聘することに興味を示していたほどだ。しかし、最近になって監督本人がサンバ軍団入りの噂を否定しており、今回の契約延長決定で、シティのコーチングスタッフをめぐる不安はようやく収束した。
シティはゴディオのポジションを他のコーチに引き継がせることは考えず、彼がチームに留まることを全力で保証し、彼自身の年俸を決めることさえ許可しているという。ゴディオの現在の年俸は2000万ポンド(約1億9800万香港ドル)に達し、サッカーの監督としては世界最高額に値する。契約延長後、彼の年俸は最高を更新すると見られている。このところ4連敗に苦しんでいるシティにとって、ゴーディオの契約延長がチームの士気を高めることは間違いない。
ゴーディオは2016年夏からシティで指揮を執り、プレミアリーグ優勝6回、EFLカップ優勝2回、EFLカップ優勝4回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回、クラブワールドカップ優勝1回に貢献し、シティでは事実上手がつけられない存在となっている。